カードローン審査で公務員は最強?
カードローンを利用する人の職業には専業主婦(夫)やアルバイト、上場企業の会社員や公務員といった様々な職業があります。
審査においてどのような仕事をしているかは非常に大事になってきます。カードローンは安定した収入があれば申込することができますが職業によって審査通過率は大きく変わってきます。
そのなかでも一番信用度が高く、審査通過率が高くなるのが公務員です。公務員には国家公務員、地方公務員とありますがどちらも信用度はかなり高くなります。
公務員がカードローンを利用するというイメージは沸きにくいですが急なお金が必要になることもありカードローンを利用する公務員がいないわけではありません。
公務員はどの企業と比べても安定感は抜群となっておりカードローン審査では最強と言えるでしょう。公務員からの申込をカードローン側は心待ちにしていることでしょう。
公務員の信用が高い理由
- 一定以上の安定した毎月の給料
- 確実に貰える年2回の高額ボーナス
- 定年まで倒産やリストラが無い
- 高額な退職金
公務員試験なしでもなれる公務員とは?
公務員になるには公務員試験に合格しなければなれないのでその試験への対策が必要となってきます。しかし公務員試験がなくても公務員になることができる職業があります。
その職業というのが看護師になります。看護師になるには国家試験の合格が必要になりますが公務員になるには必要ないのです。国立病院や県立病院、市立病院へ就職することができれば公務員扱いになるのです。
カードローンの審査で看護師は国家資格でもあり仕事がなくなることは考えにくいので安定した収入があると判断され有利なのです。さらに公務員看護師となればその信用度はさらに上がり審査には大変有利になってくるのです。
公務員看護師は個人病院の看護師と収入を比べると公務員看護師の方が多くなっています。もちろん年数や役職によって違いますが安定して収入が多ければぜひなってみたいと思うはずです。
しかし求人があまり多くないので就職するのは厳しいみたいです。求人については各病院HPや管轄する自治体へ直接問い合わせみて下さい。
公務員こそ低金利なおまとめローンを利用しよう!
先述した通り公務員は収入が安定しておりカードローンの審査では大変有利です。
もちろんおまとめローンの審査でも公務員の方は有利になるのです。銀行カードローンは銀行によって金利は変わってくるのですが公務員であれば業界最低基準の住信SBIネット銀行のMRカードローンプレミアムがおすすめです。
金利は1.59%~7.99%と非常に低い設定となっています。とはいえ低金利ですので審査は厳しくなってきます。公務員でも審査に落ちてしまうことも考えられます。
いくつか低金利のカードローンを紹介していますがどうしても銀行カードローンが中心となってしまいます。消費者金融でもおまとめローンを利用すれば金利は下げることは可能となります。
低金利のカードローン
カードローン | 金利 |
---|---|
オリックス銀行カードローン | 1.7%~17.8% |
三井住友銀行カードローン | 4.0%~14.5% |
みずほ銀行カードローン(エグゼクティブプラン) | 3.0%~7.0%(金利引き下げ適用) |
住信SBIネット銀行MRカードローンプレミアムコース | 0.99%~7.99% |
公務員のカードローン審査について
公務員はカードローン審査に通り易いことを説明してきました。しかし公務員より高収入な職業はたくさんありますが公務員が審査最強と言われるの理由は安定性なのです。つまりカードローン審査で重要なのは収入の多さではなく収入の安定なのです。
例えば保険の営業は契約した分だけ収入が増えますが契約が取れなければ給料は激減します。そのようなリスクがあれば融資に慎重にならざるを得ないということです。
審査基準は収入だけではなく、勤続年数や年齢、企業規模、所有不動産の有無、家族構成等のいろいろことを総合して審査します。このような属性は信用情報の次にカードローン審査において重要ポイントになります。
公務員は必ず審査に通るのか?
公務員の信用が高いことは先述した通りですが、審査に必ず通過することはできるというわけではありません。
消費者金融は年収の1/3を超える貸付を禁止されていますので、年収の1/3を超えての借入はできません。また銀行カードローンは年収の1/3を超える貸付は可能となりますが借入が既に年収1/3を超えていたりすると審査は慎重となり申込金額によっては借入ができない可能性もあります。
また信用情報に問題があれば公務員とはいえ借入することはできません。信用情報では他社での取引状況が調査できるのですが、そこで他社の返済が遅れていたり、長期延滞(2ケ月~3ヶ月)や自己破産、法的手続などの事故情報が記録されていれば間違いなく借入できません。
公務員が信用されるのは安定収入があるためですが収入を返済に回さないような人に貸付することはありえないのです。
公務員は増額に要する期間が短い?
公務員はもともと信用が高いので増額までに要する期間は短くなるでしょう。増額とは借入している限度額を広げて新たな借入するものなのですが、借入してすぐに増額することができず、一定期間の取引状況を確認後に増額するのです。
取引期間が長ければ信用が上がるので、もともと信用が高い公務員は短期間での増額が可能となりますが取引状況が悪ければ増額どころか、減額もしくは追加融資ができなくなることもあります。しかし通常に遅れず返済さえしていれば自然と信用は高くなりますので心配する必要はありません。
公務員なら高齢でも借入可能?
定年間際になってもカードローンを利用することはありえます。一般企業であれば定年間際を理由に貸付に慎重になる場合がありますが公務員であれば借入することは十分可能なのです。それは1000万円以上に退職金があり、それで清算してくれるという見込みがあるからです。
これは公務員に限った話ではなく、大手企業でも高額の退職金が見込めるのであれば定年間際でも借入は可能となるのです。
ちなみに国家公務員は2300万円、都道府県の地方公務員は2400万円、政令指定都市の地方公務員は2600万円、市町村の地方公務員は1800万円と高額になっています。
公務員専用のカードローンがある?
公務員は信用が高く審査に通りやすいことは説明した通りです。公務員は返済能力が高いのですがそんな公務員だけが利用できるカードローンが存在します。
返済能力高く貸し倒れのリスクも低い公務員専用のカードローンとなっていますので金利も通常のカードローンより低くなっておりおまとめローンとして利用するのもいいかもしれません。
しかし都銀ではなく地方銀行しか扱っていないので全国の公務員が利用できるわけではないので少し残念です。
公務員専用カードローン
銀行 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
広島銀行 | 4.225% | 50万.100万.200万.300万※それぞれ年収による規定あり |
琉球銀行 | 5.1%(変動)・5.5%(固定) | 10万円~500万円 |
海邦銀行 | 5.0%(変動)・5.4%(固定) | 10万円~500万円 |